競艇は、「ギャンブルの墓場」と呼ばれており、競馬や競輪、オートレースといったギャンブルに依存している人が最後に行き着くギャンブルの終着点です。
テレボートを使えばいつでもどこでも舟券が100円から買えるので、最初は楽しんでいたものがいつの間にかギャンブル依存症になって借金を重ねて、競艇で借金まみれになる末路がまっています。
競艇で人生狂った人のほとんどが「自分はそんなことにならない」と思い込んでいるので、今のうちに競艇の依存症から抜け出さないとあなたも確実に人生狂います。
競艇で人生狂うほど借金まみれになったら、自力で抜け出すことはできません。毎月の借金の返済が苦しい人は、人生が崩壊する一歩手前なので、1日でも早く弁護士に相談をして借金救済制度を利用するべきです。
競艇がギャンブルの墓場と呼ばれる理由
一発逆転のスリルにハマってギャンブル依存症になる
競艇の醍醐味(だいごみ)である一発逆転のスリルにハマって、ギャンブル依存症になる人が多いです。
競艇はコースの内側からスタートできるボートが圧倒的に有利なルールになっており、前のレースで上位のボートがコースの内側からスタートできるので次のレースでも有利になります。つまり、内側のボートに絞って舟券を購入すれば勝つ確率が高くなります。
ただし、勝つ確率が高い(オッズが低い)舟券は払い戻し金が少なくなるので、一発逆転を狙って3連複や3連単といったオッズが高い大穴を狙う人も多いです。
競艇は屋外での水上の勝負なのでコース環境が変化しやすく、しばしば波乱が起こります。そのため、一発逆転のスリルにハマって高額な賭け金を払ってしまい、それで負けてもレースに賭け続ける「ギャンブル依存症(競艇依存症)」になり、競艇で人生狂った人が多数え切れません。
一発の大穴狙いで負けを取り戻せると思い込みやすい
競艇の払い戻し率は、モーターボート法によって75%〜80%と定めれており、多くの競艇場が75%としています。
宝くじの還元率が45%〜50%程度なので、競艇の払い戻し率はかなり高いです。
競艇と同じ公営競技である、競馬・競輪・オートレースの払い戻し率もおよそ75%前後ですが、一発逆転の可能性が高い競艇は、一発の大穴狙いで負けを取り戻せると思い込みやすいです。
テレボートでいつでもどこでも舟券を買ってレースを視聴できる
競艇には、スマホで簡単に舟券を買ってレースを視聴できるテレボートがあります。
テレボートのアプリをダウンロードしておけばいつでもスマホから舟券を購入できる上に、舟券は100円から購入することができるので、お金を払っている感覚がなくなります。そして、チリが積もって、気づいたら高額な請求になってしまうリスクがあります。
また誰にもバレることなく、スマホゲームに課金する感覚で手軽にギャンブルができてしまうので、借金地獄になるリスクがあります。
借金まみれになって返済ができない状態を無視し続けていると、取り返しのつかないことになってしまいます。
すでに借金の返済ができずに苦しんでいる人は、1人悩んでいるあいだに借金が膨らんで人生が終了する前に、弁護士に相談をして借金返済の救済手続きをするべきです。
競艇でギャンブル依存症になると起こるリスク
給料や貯金を使って借金生活になるリスク
競艇の一発逆転のスリルにハマって、給料や貯金といったお金を注ぎ込んでしまう人が多いです。

私は競艇にどハマりした22歳です。 競艇をやりだしてから貯金してあった200万を失いそして借金を400万つくり、たった2年で600万というお金を失いました。 私と同じような境遇の人がいましたらどのようにして生き繋いできましたか、、?
(出典:Yahoo!知恵袋)
金融機関から借金をすると毎月返済に追われるので、給料や貯金を使っても生活が苦しくなって、さらに借金をすることで生活が成り立たなくなるリスクがあります。
そうなると借金地獄になって、人生詰みます。借金が返済できなくなって行方不明になる人もいます。
借金をしてまでも競艇をしているギャンブル依存症の人は、いますぐ競艇をやめるべきです。
仕事を失うリスク
仕事中にもテレボートから目が離せなくなってしまう人がいます。

最近競艇にハマりすぎて仕事中も競艇の事ばかりで気づけばテレボートを開いてエアー万張りで予想してます。仕事は手を動かしながらちゃんとやってますがテレボートから目が離せません。YouTubeのチャット欄を見るの が楽しく一喜一憂してるのを見て自分もやりたくなる衝動に駆られます。今日もモーニング感覚で芦屋1R〜徳山1R〜を買ったのですがいきなり共にマン臭で怖くなりました。一日の活動時間の中の10分の9はテレボートとYouTubeの競艇ライブを行ったり来たりしてます。 競艇中毒初期症状ですかね?
(出典:Yahoo!知恵袋)
この人は「仕事は手を動かしながらちゃんとやっている」と言っていますが、あくまで自己評価なので、周囲の人から見てちゃんとやれているかどうかはわかりません。
競艇にハマりすぎて、仕事がおろそかになると会社からの評価が下がって仕事を失うリスクがあります。
仕事中にも競艇のことが頭から離れないという人はギャンブル依存症なので、いますぐ競艇をやめるべきです。
大切な家族を失うリスク
何度も借金をするほど競艇に依存してしまっている人は、家族を失うリスクがあります。

既婚。競艇による借金140万。 数年前にも借金があり、返済経験があります。 その時は妻やその家族にも助けてもらう形になりました。 なので、今回の借金なんて妻に言えません。 バレずに返済する方法はありますか。バレたら離婚、それは避けたい。
(出典:Yahoo!知恵袋)
借金を家族にバレないで生活を続けることは、精神的につらいです。バレないようにと思っても、家族はあなたの不審な行動に気づくのでバレるのは時間の問題といえるでしょう。
競艇にハマってギャンブル依存症になって借金を繰り返してしまうと、大切な家族を失って後悔することになります。
人間関係が悪くなるリスク
競艇を通して、人間関係が悪くなるリスクがあります。

知人に頼まれて購入した競艇の券。高額配当だったのですがレース会場を間違えてしまいました。そういう場合… 主人の話です。 先日職場の人に頼まれて競艇の券を買ったそうです。(500円分) そのレースが22000円の配当になり、11万の配当金がもらえるはずだったのですが、主人はレース場を間違えて買ってしまい無効になってしまいました。 職場の人にしてみたらそんなの俺には関係ないんだから11万くれ、とのこと。 確かに間違えてしまった主人が悪いのですが、このお金は払わなければいけないのでしょうか? 主人は俺が悪いって言って払う気でいるみたいですが、私からしたらたかがギャンブルでなんで!?って思ってしまいます。 こういう場合どうしたらよいのでしょうか…。
(出典:Yahoo!知恵袋)
この人のご主人は、職場の人に競艇の舟券を代わりに購入するように頼まれて購入しましたが、間違って購入したために払い戻し金を受け取れなかったという話です。
人にまかせた時点で自分の責任であって「マジかよ〜」で終わる話ですが、「もらえるはずだったお金を払え → わかった払う」というのは、普通の感覚とはいえません。
このようにギャンブルによって感覚がおかしくなって、あらゆる人間関係が悪くなってしまうリスクがあります。
1日でも早く競艇をやめて依存を脱する方法
競艇をやめる方法は、9つあります。
借金の状況を把握する
競艇をやめて人生を取り戻すために、借金の返済も考える必要があります。
競艇で作った借金を返済するためには、まず現在の借金の状況を把握することが大切です。
- どの貸金業者から、それぞれいくら借りているか
- それぞれの借り入れの金利は何%か
- 毎月の返済額はいくらか
- 完済までの期間はどのくらいか
複数の貸金業者から借入をしている「多重債務」の状況だと、ほとんどの人がそれぞれの貸金業者ごとの借入状況を把握できていません。
いまの借入状況をしっかりと把握しておくことで、今後の返済計画を立てることができます。
家計を見直して節約する
いまの借金の状況を把握したら、次に家計を見直して、借金の返済にあてられるお金がいくらあるのかを計算します。
- 固定費
- 住居費(家賃)
- 保険料
- サブスク
- 車のローン
- 通信費
- 流動費
- 電気・ガス・水道
- 携帯・スマホ料金
- 食費
- 日用品費
家賃が安い家に引越す、不要な保険やサブスクを解約する、基本料の安いネット回線に変更する、格安スマホや安い公共料金プランに変更するなどして、毎月の支出を抑えます。
毎月の支出が減れば返済あてる額を増やすことができるので、早く借金を返済できます。
競艇つながりの交友関係をやめる
競艇繋がりの交友関係をやめないと、友人から誘われて競艇場に行ってしまう可能性があります。
競艇の依存症になると、友人から誘われたら「少しなら・・・」と魔が刺してしまったりするので、まず断れないでしょう。
友人に誘われて競艇場に行ったが最後で、絶対にやめることができなくなります。ちょっとだけ、ちょっとだけを繰り返して、気づかないあいだに高額な賭け金で複数点を買い、借金を積み重ねることになります。
競艇で狂った人生と取り戻したいのであれば、まずは競艇つながりの交友関係を思い切ってやめることが大切です。
テレボートのアプリを削除する
テレボートのアプリを、いますぐスマホから削除しましょう。
BOATRACEアプリ、競艇予想、などテレボート関連のアプリをすべて削除すればレース情報が目に入らず、舟券を購することもできません。
テレボートで「レースを見てるだけ」と言っても、見ているあいだに「1回なら・・・」と舟券を買います。1度舟券を買ったら歯止めは効かないので、2回、3回と買って、気づいたら高額な賭け金で負けて借金を積み重ねます。
さらに、前日の負けが忘れられずに、翌日になってまたテレボートで舟券を購入するので、テレボートを削除しないかぎり絶対にやめられません。借金を積み重ねて、人生の破滅にむかって行きます。
そのため、テレボートのアプリを削除して競艇から離れるべきです。
繰り上げ返済をする
借金の返済は、毎月返済しなければならない最低額(約定返済額)が決まっています。
約定返済額の支払いは利息を含んでいますが、約定返済額よりも多い返済分は元金の支払いにあてることができます。
そのため、今月は生活にゆとりがあってお金が多くあまった、仕事のボーナスが支給されたなど、お金に余裕があるときは繰上げ返済をすることで、借金を早く返済することができます。
副業をして収入を上げる
現在の収入で生活が苦しくてなかなか借金を返済できないのであれば、副業をして毎月の収入を上げることも検討しましょう。本業以外に副業をすれば競艇のことを考える時間も減るので、依存症を脱するキッカケにもなります。
また、本業の収入を急に上げることは難しいですが、スキマ時間に副業をすることで、副業の収入分を借金の返済にあてることができるので、借金を早く返済できるようになります。
さらに、借金を完済すれば、副業の収入はすべて貯金することができます。
副業には、依存症を脱するキッカケ、借金の返済、将来のための貯金など、メリットが多いので、1ヶ月に2〜3日程度でいいので始めるようにしましょう。
おまとめローンを利用する
複数の貸金業者から借り入れをしてる場合、貸金業者によって金利が違います。また、1社ごとの借入額が少ないと、各業者の金利が高くなっている可能性があります。
おまとめローンを利用すれば、複数業者の借り入れを一本化できるので、借金の管理がラクになる上に、金利を下げることができる可能性があります。
ただし、毎月の返済額が少なくなる代わりに、返済期間が延びるので返済の総額が多くなる可能性があることには注意が必要です。
複数の貸金業者から借金をしていて状況が把握できない、管理が大変という理由だけでおまとめローンを利用すると、かえって長いあいだ借金を返済することになって苦しむ可能性があります。
そのため、おまとめローンを利用するときは、必ず競艇の借金の状況を把握した上で、借金の返済に有効な場合にかぎって利用するようにしてください。
ギャンブル依存症の専門窓口に相談する
ギャンブル依存症は、「病的賭博」と呼ばれるギャンブル障害の1つなので、依存症の当事者が自分で依存症の問題を解決することは100%不可能です。
ギャンブル依存症の解決には、ギャンブル依存症の専門機関に相談して治療を受ける必要があります。
ギャンブル依存症の当事者ではなく、その家族がギャンブル依存症について相談する窓口もあります。
ギャンブル依存症の専門窓口に相談をして、ギャンブル依存症の意識を変えることが今後の借金をしない生活につながります。競艇でつくった借金から解放されたい人、またはその家族は相談してみましょう。
また、ギャンブル依存症の治療をおこなっている精神科病院やクリニックでは、ギャンブル依存症の当事者または家族を対象とした勉強会・相談会を実施しています。
勉強会や相談会への参加は無料なことがほとんどなので、依存症対策全国センターで最寄りの相談場所を調べてみましょう。
債務整理をして借金を減額する
債務整理は、将来の利息をカットして毎月の支払額を減額する任意整理、借金を最大90%減額する個人再生、借金をゼロにする自己破産といった、借金の救済手続きのことです。
債務整理の方法は、あなたの借り入れ状況によりますが、競艇による借金を減額したりゼロにすることができます。
※厳密には特定調停もありますが、任意整理と同じような効果で裁判所を通す手続きなので、現在はほとんど選択されません。
利息をカットして借金を減額する任意整理
メリット | デメリット |
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将来発生する利息をカットできる 返済期間を見直して毎月の返済額を減らせる | ブラックリストに載る |
任意整理は、弁護士が消費者金融やローン会社といった貸金業者と話し合いで交渉をして、将来発生する利息のカットや返済期間の見直しをする手続きです。
任意整理は、債務整理のなかでも唯一裁判所を通さないでできる手続きで、債権者(貸金業者)との直接交渉で完了するので、任意整理したことを家族や勤務先に知られる心配がありません。
ただし、任意整理をすると信用情報機関に事故情報が登録される(ブラックリストに載る)ので、およそ5年間はあらたな借り入れやクレジットカード、住宅ローン・自動車ローンといった審査に通りにくくなります。とはいえ、事故情報が消えれば、借り入れやクレジットカードの作成もできます。
任意整理をすれば、今後の利息がゼロになるので借金の総額が大きく減って、返済期間も見直すことで毎月の返済もしやすくなります。
借金を最大90%カットできる個人再生
メリット | デメリット |
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借金を最大90%減額 住宅は残すことができる(住宅ローン特則) | ブラックリストに載る 官報に載る ローン返済中の自動車は取り上げられる |
個人再生は、返済中の借金を最大90%減額して、残った借金を3年〜5年で返済する手続きです。
残った借金を3年〜5年間で返済できれば、減額してもらった金額は返済する必要がありません。ただし、個人再生にはデメリットもあります。
信用情報機関に事故情報が登録(ブラックリスト)されます。ブラックリストに載ると、5年〜7年間は新たな借り入れやクレジットカードの作成、ローンを組むことが難しくなります。また、住宅ローンを支払い中の自宅や、自動車を差し押さえられる可能性があります。
ただし、住宅を残す方法として「住宅ローン特則」があるので、住宅ローン特則を利用すれば、自宅を残したまま借金を減らすことができます。
個人再生をおこなった情報は国が発行する官報に掲載されますが、一般の人が目にする機会はほとんどないので、借金や債務整理のことが家族や勤務先にバレる心配はありません。
借金をゼロにできる自己破産
メリット | デメリット |
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借金がゼロになる 99万円以下の現金と生活に必要な財産は残せる | ブラックリストに載る 財産を差し押さえられる 官報に載る 一部の職種の就業制限を受ける |
自己破産は、借金を返済できなくなった個人が、借金をゼロにすることができる手続きです。自己破産の申請をして免責を受けると、借金の返済をする義務がなくなります。
ただし、自己破産をすると借金をゼロにすることができる一方で、財産が差し押さえられる可能性があります。自動車は、条件によって手元に残しておける可能性がありますが、土地や住宅は、手元に残すことができません。
任意整理や個人再生と同じように、信用情報期間に事故情報が登録される(ブラックリスト)ので、免責後から5年〜7年はクレジットカードの新規作成やローンを組むこともできなくなります。
とはいえ、すでに競艇で作った借金の返済が遅れたり滞納しているのであれば、ブラックリストに載っています。このまま借金を滞納していると貸金業者に給料や財産を差し押さえられるので、債務整理をするよりも圧倒的にリスクが高いです。
債務整理をすることを悩んでいるあいだに、貸金業者が差し押さえの準備をしている可能性があるので、そうなる前に弁護士や司法書士といった専門家に相談すべきです。
競艇がギャンブルの墓場と呼ばれることについてよくある質問
- ボートレースのギャンブル性は?
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競艇(ボートレース)は、一発逆転のスリルにハマりやすいので、ギャンブル性がとても高いです。テレボートを利用すれば、スマホからいつでもどこでも舟券を買って視聴できることも、ギャンブル依存症になる原因です。くわしくは「競艇がギャンブルの墓場と呼ばれる理由」をご覧ください。
- 競艇の借金1000万円はどうしたらいい?
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競艇の借金が1,000万円あって、毎月の返済が苦しいあるいは返済できないのであれば、借金を減額したり、借金をゼロにできる債務整理をするべきでしょう。
債務整理についてくわしくは「債務整理をして借金を減額する」を参照してください。