パチンコをやめないとやばい理由とやめて借金問題を解決する方法

パチンコはギャンブル(遊戯)の代表格ですが、年々、パチンコ店や参加者数が減少しています。また、遊戯業界全体の売上高は平成25年をピークに減少傾向なので、パチンコの売上も減少しているといえます。

一方で、1人あたりの年間費用と1回あたりの費用が上昇傾向であり、その要因としてマニアやヘビーユーザーが増加したと遊戯業界データブックが過去のデータから見解を示しています。

つまり、いまでもパチンコをやめられないあなたは、パチンコ依存症なので、このままいくと人生終わるでしょう。

とはいえ、パチンコ依存症を抜け出して生活が変わった人も多くいるので、パチンコをやめないとやばい理由と、パチンコをやめて借金を減らす方法を解説します。

パチンコをやめないとやばい理由

パチンコのことが頭から離れなくなってストレスがかかる

長期的にパチンコを打つことでパチンコ依存症になって、日常的にパチンコのことが頭から離れなくなってしまいます。そのため、パチンコのこと以外を考えられず、ストレスや強い不安を感じるようになります。

また、パチンコは大きく勝つこともあるので、お金を手にすることでさらに打ち続けますが、そのぶん負けるリスクも高くなります。常に勝ち負けのストレスがかかるので、パチンコはストレスを増加させます。

金銭感覚が狂って借金生活になる

パチンコを打つためには高額なお金を消費します。そのため、手持ちのお金や貯金を消費するだけでなく、消費者金融から借金をして返済に追われて借金生活になります。

給料(軍資金)をすべてパチンコに突っ込んで、それでもATMに駆け込んでキャッシングする人もいます。

借金に追われてもパチンコを続けてさらに負債額を増やしていくので、生活資金がなくなって、生活水準が低下することになります。さらに、借金の返済が遅れて遅延損害金が加わることで借金を返済できなくなると、人生終わります。

家族や友人との人間関係が悪くなる

パチンコをやめずにパチンコ依存症になると、パチンコのことが頭から離れないので他のことを考えられなくなります。そのため、パチンコ以外のことに集中できず、家族や友人とのコミュニケーションが減るので人間関係が悪くなります。

最悪の場合は、家族や友人からお金を借りてまでパチンコを打つようになるので、借金によって人間関係が壊れてしまう可能性もあります。

健康状態が悪くなって病気になる

パチンコ店内ではタバコを吸う人が多いので、プレイ中は常にタバコの副流煙を吸い続けています。

副流煙は、タバコを直接吸うよりも肺への影響が大きいです。パチンコをやめずにパチンコ依存症になると、パチンコ店に行く頻度も多く長時間打つので、副流煙を吸い続けて病気になるリスクが高いです。

また、パチンコ店内に長時間いると、同じ姿勢で座り続けている、パチンコ台の大音量を聴き続けているので、健康状態が悪くなる要素しかありません。

仕事や学業に集中できず将来に悪影響を与える

パチンコ依存症になると、パチンコを打つことを優先するので仕事や学業、家庭など他のことを後回しになります。

パチンコのことが頭から離れず仕事や勉強に集中できなくなるので、仕事でミスをしたり、テストの点数が悪かったりして、仕事の出世や就職先といった将来性に悪影響を与えてしまいます。

パチンコをやめないと待っているパチンカス人生

パチンコそのものは遊戯なので悪いものではありませんが、世の中的には「パチンコ＝底辺」と考えている人も多く、パチンコに依存している人を、俗に「パチンカス」とあらわします。

あなたがパチンコを続けた先にあるのは、パチンカスの転落人生しかありません。

パチンカスになると職場の人や友人、家族とも疎遠になって孤立してしまい、休日にはパチンコしかやることがなく「今日はのんびり甘デジで遊ぶか」「今日は2k回収した」という人生になるでしょう。

多くの人はパチンコをプレイすることを自制できず、金銭感覚が狂って借金地獄になっています。借金をして生活が苦しくなってもパチンコに投資(消費)するお金を削らず、生活費を削ってパチンコを打つお金に回すことで生活が壊れます。

生活費を削って作ったお金、消費者金融から借りて作ったお金でパチンコを打ち、勝ってもさらにお金を突っ込んでそのぶん負けるという自転車操業が続かなくなり、借金で人生が詰む可能性もあります。

パチンカスの転落人生を歩んで人生を詰む前に、パチンコをやめるべきでしょう。

パチンコをやめたら人生変わった人の体験談

パチンコをやめないと借金生活に転落して人生が終わることもありますが、パチンコをやめたら人生が変わったという人も多くいるので、その経験談を紹介します。

Yahoo!知恵袋に載っているパチンコをやめた体験談

Yahoo!知恵袋に載っているパチンコをやめた人の体験談として、健康状態が良くなって、趣味が増え、仕事のスキルも向上したという方がいました。

パチンコに使っていた時間やお金を別のことに投資することで人生が変わっているので、パチンコをやめて生活を整えることは人生において大きなメリットであるといえるでしょう。

Twitterに載っているパチンコをやめた体験談

Twitterには、パチンコをやめたら人生が変わったという人の体験談がいくつかありました。

https://twitter.com/kinpati1110/status/1312611654694133761?s=20&t=BF-zHipG5sH7qS_LiNOSrg

パチンコをやめたことで健康的になり、趣味や交友関係も楽しめるようになっています。

パチンコに使っていた時間とお金の使い方を変えて、たった1年で人生に大きな変化が起きたようですね。

他にも暇さえあればパチンコへ行ってお金を消費していた生活を、パチンコへ行かない生活にしただけで、部屋が綺麗になってお金も溜まるようになった人がいます。

パチンコ依存症になると貯金ができない、最悪の場合は借金生活になってしまう人が多いですが、パチンコをやめることで人生が大きく変わっています。

パチンコをやめて借金を返済する方法

パチンコをやめるには、パチンコ以外の時間を忙しくする、借金を返済することが必要です。

借金の状況を把握する

パチンコで作った借金を返済するためには、まず現在の借金の状況を把握することが大切です。

複数の貸金業者から借入をしている多重債務の状況だと、それぞれの貸金業者ごとの借入状況を把握できていないことがほとんどです。

借入状況をしっかりと把握しておくことで、今後の返済計画を立てることができます。

家計を見直して節約する

借金の状況を把握したら、次に家計を見直して、借金お返済にあたられるお金がいくらあるのかを計算します。

家賃が安い家に引越す、不要な保険やサブスクを解約する、基本料の安いネット回線に変更する、格安スマホや安い公共料金プランに変更するなどして、毎月の支出を抑えることができます。

毎月の支出が減れば返済あてる額を増やすことができるので、早く借金を返済できます。

繰り上げ返済をする

借金の返済は、毎月返済しなければならない最低額(約定返済額)が決まっています。

約定返済額の支払いは利息を含んでいますが、約定返済額よりも多い返済分は元金の支払いにあてることができます。

そのため、今月は生活にゆとりがあってお金が多く余った、仕事のボーナスが支給されたなど、お金に余裕があるときは繰上げ返済をすることで、借金を早く返済することができます。

繰り上げ返済をしてパチンコの借金を早く完済できれば、完済した後の生活にもゆとりが生まれることになります。

副業をして収入を上げる

現在の収入で生活が苦しくてなかなか借金を返済できないのであれば、副業をして毎月の収入を上げることも検討しましょう。

本業の収入を急に上げることは難しいですが、スキマ時間に副業をすることで、副業の収入分を借金の返済にあてることができるので、借金を早く返済できるようになります。

また、副業すればパチンコのことを考える時間や、パチンコ店に行く時間もなくなるので、パチンコをやめて借金を返済することができます。さらに、パチンコの借金を完済したら、副業で稼いだお金はすべて貯金に回すことができるので、借金を完済した後の生活がラクになります。

おまとめローンを利用する

複数の貸金業者から借り入れをしてる場合、貸金業者によって金利が違います。また、1社ごとの借入額が少ないと、各業者の金利が高くなっている可能性があります。

おまとめローンを利用すれば、複数業者の借り入れを一本化できるので、借金の管理がラクになる上に、金利を下げることができる可能性があります。

ただし、毎月の返済額が少なくなる代わりに、返済期間が延びるので返済の総額が多くなる可能性があることには注意が必要です。複数の貸金業者から借金していて把握が難しく、返済もつらいからといって軽い気持ちでおまとめローンを利用すると、かえって返済期間が伸びて苦しむ可能性があります。

おまとめローンを利用するときには、必ずパチンコの借金の状況を把握して、おまとめローンを利用することが有効であった場合に利用するようにしましょう。

パチンコ以外の時間を忙しくする

パチンコをやめて借金を返済するには、パチンコに使っていた時間を仕事や違う趣味で忙しくしましょう。

パチンコ以外の時間を忙しくすることで、パチンコのことを考える時間がなくなり、パチンコをやめることができます。

パチンコをやめられない人、数週間から数ヶ月ほどパチンコをやめても結局また始めてしまう人に多い理由として「パチンコ以外にやることがない」「暇になるとパチンコへ行く」です。

仕事を忙しくすることで暇をなくして、パチンコのことを考える時間がなくなればパチンコ依存を抜け出すことができる可能性があります。

また、パチンコ以外にあたらしい趣味を見つければ、パチンコの負けを取り戻そうとかけていた時間やお金を消費しなくなります。

もし、時間の埋め方があなた1人で考えつかない場合は、友人や職場の人に相談することも良いでしょう。

家族の援助をもらって友人に借りたお金を返済する

パチンコ依存症になっている人は、借金を抱えている人がほとんどです。

そのうち友人からお金を借りている人は、まずは家族に援助してもらって友人に借金を返済するようにしましょう。家族はあなたのことを1番心配しているのでよほどのことがないと縁が切れることはありません。

一方で、友人に借金を返さないと人間関係が悪化して交友関係がなくなって孤立してしまいます。

孤立するとますますパチンコにのめり込んでパチンカス人生を歩むことになってしまうので、パチンコをやめて人生をかえるには家族に頭を下げてお金を借り、友人に借金を返済するようにします。

ただし、家族からも見放されるリスクがあるので、家族に借りたお金は必ず返済する計画を立てましょう。

また、消費者金融からも借金をしている場合は注意が必要なので、「消費者金融からの借金を減額する」の項目もしっかり目を通すようにしてください。

パチンコ繋がりの交友関係をやめる

友人との繋がりは大切ですが、パチンコをやめたいのであればパチンコ繋がりの交友関係をやめることが大切です。

あなたがパチンコをやめようと思っても、友人が誘惑してあなたの意思を曲げようとしてくる可能性があります。

あなたがパチンコをやめたいと思っても、友人からの誘いがあると断れずに行ってしまう可能性があります。

誘いを断るだけの強い意志があればいいですが、パチンコ依存になっている状態だと絶対に断ることができません。パチンコ店に1度言ったが最後で、再びハマってしまって抜け出すことができなくなります。

パチンコをやめて借金を返済して人生を変えたいのであれば、パチンコ繋がりの交友関係をやめましょう。

ギャンブル依存症の専門窓口に相談する

ギャンブル依存症の意識が変わらないと、パチンコの借金問題は解決しません。

ただし、ギャンブル依存症の当事者が自分で依存症の問題を解決することは100%不可能なので、解決の相談先として専門の窓口を利用しましょう。

ギャンブル依存症の当事者ではなく、その家族がギャンブル依存症について相談する窓口もあります。

ギャンブル依存症の専門窓口に相談をして、ギャンブル依存症の意識を変えることが今後の借金をしない生活につながります。パチンコをやめたい人、またはその家族はギャンブル依存症の専門機関に相談してみましょう。

また、ギャンブル依存症の治療をおこなっている精神科病院やクリニックでは、ギャンブル依存症の当事者または家族を対象とした勉強会・相談会を実施しています。

勉強会や相談会への参加は無料なことがほとんどなので、依存症対策全国センターで最寄りの相談場所を調べてみましょう。

借金の減額や借金をゼロにできる債務整理をする

パチンコを打つお金が給料や生活費、貯金だけで収まらず消費者金融から借金をしている人は、パチンコから完全に離れるために借金を返済することが大切です。

パチンコによる借金を減らす方法として、債務整理があります。債務整理には、将来の利息をカットして、毎月の返済額を減らせる任意整理、借金を最大90%減らせる個人再生、借金をゼロにできる自己破産があります。

任意整理

メリット	デメリット
将来発生する利息をカットできる 返済期間を見直して毎月の返済額を減らせる	ブラックリストに載る

任意整理は、弁護士が消費者金融やローン会社といった貸金業者と話し合いで交渉をして、将来発生する利息のカットや返済期間の見直しをする手続きです。

任意整理は、債務整理のなかでも唯一裁判所を通さないでできる手続きで、債権者(貸金業者)との直接交渉で完了するので、任意整理したことを家族や勤務先に知られる心配がありません。

ただし、任意整理をすると信用情報機関に事故情報が登録される(ブラックリストに載る)ので、およそ5年間はあらたな借り入れやクレジットカード、住宅ローン・自動車ローンといった審査に通りにくくなります。とはいえ、事故情報が消えれば、借り入れやクレジットカードの作成もできます。

任意整理をすれば、今後の利息がゼロになるので借金の総額が大きく減って、返済期間も見直すことで毎月の返済もしやすくなります。

個人再生

メリット	デメリット
借金を最大90%減額 住宅は残すことができる(住宅ローン特則)	ブラックリストに載る 官報に載る ローン返済中の自動車は取り上げられる

個人再生は、返済中の借金を最大90%減額して、残った借金を3年〜5年で返済する手続きです。

残った借金を3年〜5年間で返済できれば、減額してもらった金額は返済する必要がありません。ただし、個人再生にはデメリットもあります。

信用情報機関に事故情報が登録(ブラックリスト)されます。ブラックリストに載ると、5年〜10年間は新たな借り入れやクレジットカードの作成、ローンを組むことが難しくなります。また、住宅ローンを支払い中の自宅や、自動車を差し押さえられる可能性があります。

ただし、住宅を残す方法として「住宅ローン特則」があるので、住宅ローン特則を利用すれば、自宅を残したまま借金を減らすことができます。

個人再生をおこなった情報は国が発行する官報に掲載されますが、一般の人が目にする機会はほとんどないので、借金や債務整理のことが家族や勤務先にバレる心配はありません。

自己破産

メリット	デメリット
借金がゼロになる 99万円以下の現金と生活に必要な財産は残せる	ブラックリストに載る 財産を差し押さえられる 官報に載る 一部の職種の就業制限を受ける

自己破産は、借金を返済できなくなった個人が、借金をゼロにすることができる手続きです。自己破産の申請をして免責を受けると、借金の返済をする義務がなくなります。

ただし、自己破産をすると借金をゼロにすることができる一方で、財産が差し押さえられる可能性があります。自動車は、条件によって手元に残しておける可能性がありますが、土地や住宅は、手元に残すことができません。

任意整理や個人再生と同じように、信用情報期間に事故情報が登録される(ブラックリスト)ので、免責後から5年〜10年はクレジットカードの新規作成やローンを組むこともできなくなります。

とはいえ、すでにパチンコで作った借金の返済が遅れたり滞納しているのであれば、ブラックリストに載っています。このまま借金を滞納していると貸金業者に給料や財産を差し押さえられるので、債務整理をするよりも圧倒的にリスクが高いです。

債務整理をすることを悩んでいるあいだに、貸金業者が差し押さえの準備をしている可能性があるので、そうなる前に弁護士や司法書士といった専門家に相談をしてみると良いでしょう。

パチンコをやめないとやばい理由についてよくある質問

パチンコ依存症の特徴は？

パチンコ依存症の特徴は、以下の通りです。

• パチンコのことが頭から離れなくなってストレスがかかる
• 金銭感覚が狂って借金生活になる
• 家族や友人との人間関係が悪くなる
• 健康状態が悪くなって病気になる
• 仕事や学業に集中できず将来に悪影響を与える

くわしくは「パチンコをやめないとやばい理由」をご覧ください。

どうしたらパチンコをやめられますか？

パチンコをやめる方法は、以下の通りです。

• パチンコ以外の時間を忙しくする
• 家族の援助をもらって友人に借りたお金を返済する
• パチンコ繋がりの交友関係をやめる
• ギャンブル依存症の専門窓口に相談する

くわしくは「パチンコをやめて借金を返済する方法」をご覧ください。

パチンコ依存症は治りますか？

パチンコ依存症になると、自力で治すことはほぼ100%無理です。パチンコをやめたいと思っていつまで経ってもやめられない方はパチンコ依存症なので、依存症の専門窓口に相談しましょう。

くわしくは「ギャンブル依存症の専門窓口に相談する」をご覧ください。